サンキ薬局のサービス
災害時の対応

患者さまに、災害時のために備えていただきたいことがあります。

自然災害は、いつ、どこで起こるかわかりません。外出中はもちろん、おうちの中にいる時でさえ、もしもの時のために備えておくことが大切です。

継続して飲む必要のあるお薬は、7日〜10日程度の備蓄薬を用意しておくと良いでしょう。(医師と相談してください。)
そして、もし災害が起こった場合は、お薬手帳といつも服用しているお薬をまとめてお持ちいただき避難してください。

災害時には、一刻も早い業務の復旧を目指してまいります

近年、日本では自然災害が多数発生しており、多くの被害が生じています。ライフラインの確保と同様に、疾患をお持ちの患者さまの健康管理はとても重要な問題です。
疾患をお持ちの患者さまの中には継続的な投薬を必要とする方も多く、災害時でも安定したお薬の供給を行うことが薬局の責務であると考えています。

私たちサンキ薬局は、緊急時・災害時に一人でも多くの患者さまのお役に立てるよう、設備面を含め万全の体制を構築しています。

在宅医療や介護施設をご利用の患者さまとそのご家族の皆さまへ

災害時でも安心してお薬の供給ができるよう、2週間以上の備蓄を確保しています。
安定的にお薬をご提供できる環境づくりこそが、真の調剤薬局の姿であると考えます。そのため、私たちサンキ薬局では、国が公共機関や公共施設などの建築の際掲げている建築基準に準拠した薬局を目指しました。

もしもの時も、ご家族の健康をサポートいたしますので、サンキ薬局をご指名ください。

自然災害などの緊急事態に対応するサンキ薬局のBCP対策について

サンキ薬局では、災害時や新興感染症の発生時には次の対応が可能な体制を整えて参ります。

1,災害や新興感染症の発生時等に、医薬品の供給や地域の衛生管理に係る対応等を行う体制を整備しています。
2,都道府県等の行政機関、地域の医療機関や薬局、または関係団体等と適切に連携するため、災害や新興感染症の発生時等における対応に係る地域の協議会または研修等に積極的に参加するよう努めています。
3,災害や新興感染症の発生時等に、都道府県等から医薬品の供給等について協力の要請があった場合には、地域の関係機関と連携し、必要な対応を行います。

災害や新興感染症発生時の対応について

BCPとは、Business Continuity Plan(事業継続計画)の略称です。企業が自然災害などの緊急事態に遭遇した場合において、中核となる事業を継続あるいは早期復旧可能とするために、平常時から事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことを指します。

サンキ薬局では、自然災害などの緊急事態が起こったとしても、患者さまのもとへ継続的に途切れることなくお薬を提供できるよう、普段から万が一に備えております。
以下では、サンキ薬局が取り組んでいる最新のBCP対策について、お伝えしております。

建物の骨組み

建物の骨組みは、BCP対策の基本であり、最も重要な部分です。 サンキ薬局幸町店で使用されている骨組みは、「国」が定める必要耐震基準の1.25倍の耐震性能を確保しています。 これは、避難所となる学校施設等の公共施設と同じ耐震基準となります。
患者さまがサンキ薬局の中にいらっしゃる間に地震が起きても大丈夫なように、患者さまの安全確保を第一に考えた骨組みとなっております。

ソーラーパネル&自家発電機

自然災害時に最も心配となることが、停電です。停電が起こると、薬局の重要な役割である、患者さまにお薬を提供することが滞ってしまいます。少しでも早く、安定したお薬の供給を再開することができるように、サンキ薬局の建物には、蓄電池とソーラーパネルが設置されております。 災害時には、ソーラーパネルと蓄電池の発電を主とする予定ですが、雨や曇りが続きソーラーパネルでの発電が困難となった場合に備え、ガスとガソリンで作動する自家発電機を二種類用意しております。

耐風圧サッシ

自然災害大国である日本で、特に多い災害が”台風”です。 大雨・津波・土砂くずれ等々、台風が訪れると様々な被害が起こります。その中の一つが、強風です。 とても強い風により、窓ガラスが変形したり、割れた経験がある方も少なくはないと思います。 サンキ薬局で採用しているサッシは、全て耐風圧サッシとなっています。 薬局内にいらっしゃる患者さまがおケガすることのないよう万全を期すために、サッシもこだわりのものとなっております。

衛星電話

自然災害時、最も重要なことは情報の共有です。 衛星電話は、固定電話や携帯電話が繋がらない状況でも使用することが可能で、防災行政無線や企業のBCP対策に幅広く採用されています。 サンキ薬局でも衛生電話を採用することで、行政機関や医療機関、製薬メーカー等と連携を強め、災害時の正確な情報収集に努めています。 災害時にはひとりでも多く、患者さまのお力になれるよう万全を期しています。

災害用マンホールトイレ
(洋式トイレ)

自然災害大国日本において、地震と生活は切り離す事ができないものです。 地震によって起こりうる事の一つが、ライフラインの断絶です。 下水管が破損してしまい通常のトイレが使用できなくなることも多々起こります。 サンキ薬局では、断水の場合でも井戸水を活用し、災害時でも用を足すことが可能です。

災害用井戸・自販機・給水器

自然災害時には、飲料の確保がとても重要になります。 サンキ薬局では、専用の災害対策自動販売機や、ウォーターサーバー74L、給湯タンク460L、浄水器などの設備を整えております。 また、薬局内から自宅に帰ることのできなくなった時に備え、飲料だけでなく、備蓄食料も整えております。サンキ薬局では、患者さまが不安を煩わすことのないよう、万全のBCP対策を施しております。

空調設備について

サンキ薬局では感染症対策として、本店はダイキン工業株式会社のストリーマ―を幸町店は三菱電機株式会社のロスナイを導入し、窓を開けずに換気を行っています。

新興感染症発生時の対応について

2024年4月1日より、当薬局は東京都から第二種協定医療機関としての指定を受けることとなりました。
これに伴い、私たちは新興感染症などの発生時に、行政や他の地域薬局との連携に係る体制として以下の項目について対応可能な体制の確保に努めてまいります。
・新興感染症の発生時に医薬品の供給や地域の衛生管理に係る対応等を行う体制を整えます。
・都道府県等の行政機関、地域の医療機関や薬局、または関係団体と適切に連携するため、新興感染症の発生時における対応に係る地域の協議会または研修等へ積極的に参加いたします。
・新興感染症の発生時に、都道府県等から医薬品の供給等についての協力の要請があった場合には地域の関係機関と連携し、必要な対応を実施します。

サイバーセキュリティ対策について

サンキ薬局では、サイバーセキュリティ対策として、サイバーインシデント発生時の事業継続計画(BCP)を策定しております。